2014年7月24日木曜日

OKY(おまえが、きて、やってみろ)

大連明決の上田です。

今週の20日日曜日から7日間の日程で、大連の大学等の先生を集めて日本式簿記の講師育成講座を開催しております。

講座は、TAC大連の日本語教材をベースに日本語で授業する日本語バージョンと、中国語教材をベースにした、弊社キンが出演するDVDでの中国語バージョンの2コースを用意し、合わせて34校延べ100名強の先生達が参加される予定です。
中国では9月が新学期ですので、新学期以降に各学校で日本の簿記教育がスタートすれば、中国に進出する日系企業、特に中小企業にとって、必要な人材が供給されることと期待できます。

しかし、ここまで来るにはいろいろとありました。
そもそも中国での“教育”事業は外資の規制事業でもありますしね。
以前も、簿記教材の通関業務を安い業者に任せたら許可が全然下りずに日々保管料だけかさむ始末で、業を煮やして大手業者に頼むと即日許可が下りたのですが、結果的にコストは当初の想定の3倍と、“ザ・中国”な毎日です。
そんなコストが増える痛みを伴いながらも、こうして結果がでてくると、僅かな成長を感じれます。

しかし、大手企業の駐在員の皆様は大変です。
大手企業の駐在員の皆様は、現地で“ザ・中国”を味わい、
さらに本社との調整(決済)でも大変なご苦労があるのです。
まあ本社にどれだけ説明しても、“ザ・中国”は体感しないとわかりませんからね。
そんな駐在員の方々から生まれた言葉「OKY(おまえが、きて、やってみろ)」
ほとんど相手には届かない海外で戦う日本の企業戦士の合言葉です。

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