2013年8月22日木曜日

中国大連での電卓競技大会

 ミンケツの張替です。

先日、ミンケツ・上田が「ある日の大連」で活動報告しました電卓競技大会について、現場スタッフからもご報告です。

大会当日までさまざまな苦労がありましたが、ミンケツスタッフ全員の力で無事開催でき大変良かったです。というかホッとしています。

中国では前例のない電卓大会ということもあり、参加していただく方を探すところから始まりました。まずは、電卓に関係がある商業実務系の学校を探して参加依頼をと考えましたが、学校名簿のような気の利いたものはありません。頼りはインターネット情報。しかし、ネットは大変便利ですが、正確で無いことも多々あります。情報頼りに現地に行ってみると、移転していたり、廃校となっていたり・・。目指す学校にたどり着けず、開催できるのか不安になることもありました。

ようやくたどり着いた学校で、電卓大会の説明をしましたが、上手く伝わりませんでした。そこで、「百聞は一見に・・」ですね。日本で行われた大会の動画を見ていただきました。ご覧になるや「伝票ならうちの学生の方が早い」「ぜひ学生を参加させたい」と言っていただき、大会開催の目処が立ちました。

電卓検定プレ


 大会前には競技内容をわかってもらうため、電卓検定のプレテストも行いました。総勢10校から申し込みを頂き、187名の方に参加していただきました。

 さて、大会当日、私は緊張しながら会場入りしました。
それは、出場選手も同じだったようで、緊張のあまり鼻血を出す学生もいました。

選手宣誓の様子

競技開始とともに、真剣に電卓をたたく皆さんの様子に感動してしまい、これまでの苦労は一気に吹き飛びました。

今回の優勝チームは、9月1日に開催される日本の大会に参加します。
優勝チーム
彼らの健闘に期待しています!!

この大会参加を機に、9月からの新学期の授業で電卓を取り入れることを決定した学校もあります。
今後の大会が一層楽しみです。

最後になりましたが、今大会にご協力頂きました皆様、ありがとうございました。厚くお礼申し上げます。
これからも微力ながら、電卓大会や電卓検定、簿記検定を通じて、日本式簿記の普及と人材育成支援に努めて参ります。

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